- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2012/02/24
- メディア: Blu-ray
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
↑昨夜、返却日ぎりぎり前にこの映画を観ました(゚∀゚)
20世紀前半に実在した女性歌手の生涯を描いた作品です。
(詳しいあらすじは、ほかサイトで検索してください)
まず、私は映画を通してエディット(一人の人間として見た)に
対してモヤモヤした感情を持つこととなりました。
子供の頃のエディットは可愛らしくて好きでしたが
大人になるにつれて、彼女の自由奔放さが表れてくると
酒くせの悪いねーちゃん、という印象が強くなりました。
(幼少期にきちんとした教育を受けておらず、
また いろいろなひとに預けらりして、決まった保護者もおりませんでした。そのまま大きくなったエディットは、教養もあまりなく、酒飲みで、
目がぐりっとしており、騒ぐし、猫背で神経質です)
生涯で燃えるような恋を彼女はしますが、
恋人が不慮の事故で亡くなってしまったことにより、
現実から逃れようと、エディットは薬物中毒になります。
40代でよぼよぼのおばあさんのような顔つきになってしまいます。
とてもびっくりしました。
その時の彼女は病気にもなっていて、死相が表れていました。
外見は、気味が悪かった。すごくいやでした
しかし、彼女は歌にしがみつくようになり(自由が効かないからか余計に)、最後の最後で自分の人生を題材にした歌を披露。
「いろいろあったけど、みーんな過去。いいことも悲しいことも、すべて。私の人生はこんなもの」みたいな歌。
色々と大変なことがあったのに、エディットはこんな開き直っちゃえるのか、そして、それを皆の前でいえちゃうなんて、すごい!!!
「わたしってかわいそーでしょ?」って悲劇の人々はいつも訴えます(私もそう)、だけど そんな人前でできる?
ふつーできないぜ!アタシはこんなに惨めでアホです、でも別にいいのよ、これがアタシ!!!って言えるって強いぜ。エディット・ピアフ、万歳!! 私も強い女になりたい。
物語のあたまから異質な存在で理解しづらかったけれど、最後の最後でエディット・ピアフがすごいと思うことができました。
●歌は、やっぱりものすごい才能があったんだと思います。
映画の中で、「パダンパダン」という歌がありました。
フランス語は分からないけど、耳に残るメロディーです
☆この映画のほかに、これも借りました。おもしろかった☆
- 出版社/メーカー: TOブックス
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: DVD
- クリック: 33回
- この商品を含むブログ (5件) を見る