花と風と猫と・・・ほにゃらら

淡々と、あれこれ日記

映画『エディット・ピアフ』

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エディット・ピアフ 愛の讃歌 [Blu-ray]

エディット・ピアフ 愛の讃歌 [Blu-ray]

↑昨夜、返却日ぎりぎり前にこの映画を観ました(゚∀゚)

20世紀前半に実在した女性歌手の生涯を描いた作品です。
(詳しいあらすじは、ほかサイトで検索してください)

まず、私は映画を通してエディット(一人の人間として見た)に
対してモヤモヤした感情を持つこととなりました。


子供の頃のエディットは可愛らしくて好きでしたが
大人になるにつれて、彼女の自由奔放さが表れてくると
酒くせの悪いねーちゃん、という印象が強くなりました。

(幼少期にきちんとした教育を受けておらず、
また いろいろなひとに預けらりして、決まった保護者もおりませんでした。そのまま大きくなったエディットは、教養もあまりなく、酒飲みで、
目がぐりっとしており、騒ぐし、猫背で神経質です)

生涯で燃えるような恋を彼女はしますが、
恋人が不慮の事故で亡くなってしまったことにより、
現実から逃れようと、エディットは薬物中毒になります。


40代でよぼよぼのおばあさんのような顔つきになってしまいます。
とてもびっくりしました。
その時の彼女は病気にもなっていて、死相が表れていました。
外見は、気味が悪かった。すごくいやでした


しかし、彼女は歌にしがみつくようになり(自由が効かないからか余計に)、最後の最後で自分の人生を題材にした歌を披露。

「いろいろあったけど、みーんな過去。いいことも悲しいことも、すべて。私の人生はこんなもの」みたいな歌。

色々と大変なことがあったのに、エディットはこんな開き直っちゃえるのか、そして、それを皆の前でいえちゃうなんて、すごい!!!

「わたしってかわいそーでしょ?」って悲劇の人々はいつも訴えます(私もそう)、だけど そんな人前でできる?

ふつーできないぜ!アタシはこんなに惨めでアホです、でも別にいいのよ、これがアタシ!!!って言えるって強いぜ。エディット・ピアフ、万歳!! 私も強い女になりたい。

物語のあたまから異質な存在で理解しづらかったけれど、最後の最後でエディット・ピアフがすごいと思うことができました。


●歌は、やっぱりものすごい才能があったんだと思います。

映画の中で、「ダンダンという歌がありました。
フランス語は分からないけど、耳に残るメロディーです


☆この映画のほかに、これも借りました。おもしろかった☆

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