プレゼントしたい本「川」
今週のお題「プレゼントしたい本」
↑ワタシがプレゼントしたい本は、絵巻絵本「川」です。
実家にこの本がありますが、ワタシの記憶の限りでは、自分が保育園児の時からあったと思います。絵巻風の広げるタイプの本なっています。山奥の源流から出てきた川が、町中を流れ、都会に近づき、やがて海へと流れるまでを描いた絵本です。
ただ流れる様子を描いたのではなくて、川が流れる場所によって、その地域の風景、自然、生活する人々の様子が細部までよ~~く描かれてる。毎回開くたびに、いろんな発見があっておもしろい。文字はほとんどありません。地理の勉強のきっかけにも、なるかな。。。
この本でみたことは、実際に大人になってから↓のような感動に繋がりました。
例えば、荒川。長瀞でライン下りした荒川(そんなにでかくはないが流れが早い)は、熊谷近辺ではそこまで大した幅でもなく、埼玉県内を流れる中規模な川なのですが(失敬)、都内にでたら大層な幅の川になっており、いっちょまえに東京都と埼玉県のボーダーラインになってたりなんかしてる。土手っぺりはランナーや愛犬家の憩いのロードになってます。ベイサイドは首都高も走ってますね。都会の川と化している。それを見たときは なんだよ荒川、おまぇ立派になったなあと思い、ちょっと感動。…………あれ、たいした経験ではない?
ときどき、荒川の土手をずっと道なりに北上して行けば、長瀞を通り、秩父の山も越え、源流にもたどりつけるのかな、なんて考えたりします。(Googleで見て途方もない遠さというがわかったけど😒😅)
似たような本は、他にもいろいろあると思いますが、もしプレゼントするなら、ワタシは この絵本がいいなと思いました。
川、いいよね、川。