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少し前に、「エディット・ピアフ」と一緒に借りたDVDで
「エコール」という映画があった。
その感想を書いたっけ?と思い返してみたが、書いていなかったので、
あやふやな記憶を辿りに、今日、書いてみようと思います。
ストーリー:高い塀で外界と遮断された森の中の学校に、6歳の少女イリス(ゾエ・オークレール)がやってくる。そこでは6歳から12歳までの少女たちが年齢を区別するリボンと白い制服を身につけ、ダンスと自然の生態を学んでいた。やがて、男性のいない女性だけの閉ざされた世界にイリスは順応していくが、1人の少女が脱走を図り……
シネマトゥデイより
アンニュイな雰囲気が全体に漂っていて、ロリっ子たちの美しい姿が
延々と映し出される映画でした。
賛否両論があるけれど、
私はこの映画が(映像だけで見たら)美しいと思うし
あー綺麗だなー でもみんな大人になっちゃうんだなーとぼんやり見ていれば何も深い意味を
感じずに安心して終われる作品でした。
でも、この作品は女の子たちの視点でしか描かれていないので、
なぜ彼女らが閉鎖的な空間の中で生活しているのか、誰のためにバレエをやっているのか等、
全体的にもやもやする世界観でした。
■
実は この「エコール」を観る半年前に、私はまた別の映画を観ていました
それが、これ↓。ミネハハ。
「エコール」の女の子たちよりも若干年齢層の高めな女の子が出てくるんですけど、
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客観的な視点でストーリーが描かれているので、世界観がわかりやすいし、
女の子たちがなぜ学校の中でバレエばかりを熱心に習っており、また
逃げ出したいと思うのかという真相が分かりました。
後半はちょっと、死体とかエログロなシーンがあって 気持ち悪かったですけど。
百合っぽい場面も「エコール」より断然多かったです。でも、女性だけの閉じ込められた世界でいたら、
同性同士で恋をするのは、ごく自然なことなのかもしれない。と言ってる私はおかしいのかなw
(しかし、エコールと比べると、ミネハハに出てくる女の子たちは、
あまり可愛く・・・ないw)
■
閉鎖された世界だけど、「エコール」「ミネハハ」共に
学校内で生きる女の子たちはとてものびのびしており、
自然の中で遊んで きらきらしています。
この子達を見て、私はふと 「ピアニスト」という映画も思い出しました↓
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女性ピアニストは腕前はとてもすごい人なんですけど、
子供の頃から親の期待だけを一心に背負って、自分を押し殺して生きてきたので
うまく、愛し方をしらないんですね。
異常な形の愛でしか 気持ちを表現できないんです。
このピアニストは、エコーレのような特殊な世界観はなくて、なにも縛るものはないのに
なんでこんなにも閉塞感に詰まって生きていかなければならないのかと思いました。
大学の時に、男性の先生がこの映画を少し取り上げましたが
「自分には意味がよくわからなかった、女性の方が共感できるらしいですね」と言っておりました
私は女性だけど、あまり共感できなかったぞ・・・(-_-;)
みんな自由に生きていると思っていたら実は何かに縛られていたりとか、
なんで自分はこんなにも苦しんでいるんだろうと悩んでいても実は
考え方1つで自由になれたりするのにとか、ほんと いろいろあって忙しい世界です