花と風と猫と・・・ほにゃらら

淡々と、あれこれ日記

あああこがれのふくや

今日はいつも立ち寄るデパートの あこがれのブランドに立ち寄った・・・。大きいサイズも備えているお店で、エレガンスなお嬢様ふうのデザイン(だと思う)だ。

 

平日の夕方の早い時間ということもあって、店内はそんなに混んでいなかった。いつもはさらっと見て終えるのだけど、私は意を決して、店員さんに声をかけた。「スイマセン、試着したいんですけど・・・。」

ショートカットの、黒いシャツに身を包んだ妙齢の女性は、にこっと笑い、「どうぞ~奥になります。」といって案内してくれた。

 

私が着たのはコレ↓。花柄がかわいく、独特のカットが斬新な白いワンピース。

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私もこんな 白人のおねいさんみたく、エレガンスになるだろうか・・・。

お腹周りはゆったり。私の”横幅”も ごまかしてくれて、かつ着心地がよかった。

しかし・・・ ギザギザのスリーブからは 私の、太く、たくましい腕が出、ぴちぴちだった。ジムで腕を鍛えすぎたのだろうか?(そのわりには体重は変わっていないが。)ものすっごく変。ぜんっぜん、エレガンスじゃない。私は、あきらめた。

 

また気になるデザインのワンピースがあったので、店員さんに「こちらもいいですか?」とお願いした。妙齢の店員さんは、「ど~ぞ~」とニコリ。もう1着、着てみた。ピンクのカーディガンも合わせてチャレンジしてみた。おっ・・・今度は意外といけるかもしれない、と思った。鏡に映ったのは、ちょっとエレガンスなわたし(だと感じた)。

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ためしに、はおっていたカーディガンをとり、 ワンピースだけでポーズを決めてみた・・・。あれっ、すると、どうだろう。マタニティウェアーを着ているような自分に変わった。ピンクのカーディガンを着ると、さっきのエレガンス(だと感じる)私に戻った。また、カーディガンをとると、マタニティウェアー。あれ??? はおって、とって、はおって、とって・・・・・・。

 

そんなことを数回繰り返してたら、外にいた店員さんから、「お客サマ、いかがデスカ~??」と声をかけられた。一瞬、ビビった。「あーいま着替えてます(?)」と、私は変なウソをつき、すぐに元の私服に戻り、試着室をでた。にこっと笑った店員さんが「どうでしたか~?」とちかづいてきたので、「あっ、ちょっと考えます・・・」と言って 私は店を出ようとした。そしたら、店員さん、なんとほかのワンピースもおすすめしてきてくれた。「このカーディガンと、こちらのワンピースも、いいかなッって 思うんですよ~。どうですかぁ~?」・・・・押しに弱い私。確かに、服だけでみたら、とっても可愛くて、エレガンスだった。服は、エレガンス・・・服は・・・。

 

色々な考えが頭の中でめぐり、わたしは「また考えて、きます」といい、お店を去った。帰った後も、いろいろ考えた。あれらの服が似合う、エレガンスなわたしになりたい。そうしたら、きっと私は自分にうっとりすると思う。いまは似合わなかったので自分にうんざり。お腹周りの脂肪にもうんざりだ。もうちょっと華奢になれば、似合うかもしれない。

 

私のあこがれの服→ 

 

 

Rose Tiara