花と風と猫と・・・ほにゃらら

淡々と、あれこれ日記

島根旅行③ 龍源寺間歩(石見銀山)、玉造温泉

お久しぶりです、遅くなってすいません

 

ランチの出雲そばを堪能したあとは、島根県大田市を目指します。

ここはずっと行きたいと思っていた!と彼が張り切ってるんですが、私は何があるのかきちんと調べてませんでした。

 


f:id:sefish:20170530143520j:image

石見銀山資料館

http://fish.miracle.ne.jp/silver/

着いた先はとある建物の前。いったん駐車。中にはいると、これからいく場所「石見銀山」の資料館でした。彼はこの銀山に行きたがってたのでした。

銀山へのアクセス方法はいくつかありますが、我々は資料館から中継ぎバスが出てるということなのでそれで行くことにしました。

その待ち時間、資料館も見学。。原始時代から現代に至るまでの、石見銀山の歴史を学ぶことができます。【銀鉱石を採掘するための坑道のことを、江戸時代は間歩(まぶ)と呼んでいた】そうです。銀の精製をしてる一般人のロウ人形もいます。けっこうリアルに作られている……

 

資料館をでたあと、ちょうどいい時間でバスが来たのでそのまま銀山へ向かいます。

⊂( ・ω・)⊃ブーン
f:id:sefish:20170530144529j:image

数分揺られゆられ、停まったバス停はのどかな風景の広がる場所↑。畑の先には、茅葺きやねの大きなおうちがありました。バスは先の街中まで消えて行きます(先のバス停は長屋作りのおうちが並んだ、古風な町並み?が広がってるらしい。でも時間がないので行けませんでした)



さて、バス停からどうやって石見銀山に行くか?ことりっぷには「レンタサイクルで行けます」とあるが……。我々がおりたバス停のすぐとなりに、そのレンタサイクルのお店のひとつがありました↓↓↓


f:id:sefish:20170530144853j:image


f:id:sefish:20170530145254j:image

普通の自転車を借りようとしたところ、お店のかたから電動アシスト自転車をおすすめされました。なんでも、「龍源寺間歩までの道のりは坂で辛いよ。アシスト自転車ならスイスイだよ」とのこと。

↑の写真にあるように若干お値段が張るので悩みました(^-^;、しかし外は四月とはいえ欠航な暑さ。情けないブヨブヨボデーの我々はアシスト自転車で楽して行くことにしました。(彼氏はあとでぶつくさ"普通の自転車でよかったのに!"と言ってましたが。)

 

りゅうげんじまぶへ、れっつらごー⊂( ・ω・)⊃

f:id:sefish:20170530150613j:image f:id:sefish:20170530150634j:image
f:id:sefish:20170530150647j:image

 

アシスト自転車は坂道でもなんのその。電気の力でスイスイ進むことができます!向かい風が 超~きもティいい!私は石見銀山に行くことよりも、初めて乗るアシスト自転車のスイスイさと便利さに感動しました。でも調子にのって電気モードで走ってると、電力が少なくなってくるので後半は注意しながら走りました

f:id:sefish:20170530151212j:image

↑道筋に流れる小川はとても澄んでいました。ちょっと触ったら、とても冷たくて気持ちよかったです


f:id:sefish:20170530150428j:image

↑途中あったお堂。なんか、ちょっと独特な雰囲気を感じました
f:id:sefish:20170530151350j:image

↑坂道を進んで行くこと15分、ようやっと目的地に近づきました。龍源寺間歩は、自然豊かな森のなかにあります。昼は木漏れ日がさしてとても気持ちよいですが、周りに電灯がないので夜に行くと真っ暗だと思います。昼の時間に行くことをおすすめします


f:id:sefish:20170530151558j:image f:id:sefish:20170530151619j:image

龍源寺間歩

http://www.kankou-shimane.com/ja/spot/detail/3610

ようやっと龍源寺間歩に到着。外から見ると中がまったく見えず、闇……ほんのすこし怖さを感じます。。。昔の人は、何もないところから穴掘って道作って、銀を採掘してたのか……。


f:id:sefish:20170530151937j:image f:id:sefish:20170530152004j:image

↑そんな昔の人が掘った龍源寺間歩のなかはこのとおり。ここは入り口からとったので明るいです。ところどころライトが照らされており進みやすいよう工夫はされています。しかし奥に進むにつれて天井が低くなり、また道幅も狭くなり、腰を屈めながら進まなければいけません(右写真↑)。要所要所にライトもあるんですが、奥まった間歩ではライトの光も部分的で明るいだけなので、ちょっと怖い。入り口から離れれば離れるほど先の道は暗くなり、どこまで進んでいけばいいのか…。ドラクエの洞窟に迷った主人公の気持ちを味わいました


f:id:sefish:20170530152932j:image

↑間歩のいたるところで、小さな穴?道?を見ることができます。↑の写真はその一部。我々が通る道がメインの通り道だとして、そこからさらに枝分かれに小さな間歩が存在するようです。まるで蟻の巣のよう。そして、その小間歩がかなり小さくて、細いんです。昔の人は現代人よりも小柄なのだろうけど……でも体をよじらないと奥まで行けなそうな所もあった。先人の採掘ど根性を感じます。

 

りゅうげんじまぶ出口から少し歩くと、鳥居と急な石階段のある場所に。

佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)というそうです。写真は残念ながら撮っていないのですが、 Googleマップで出てきた写真同様、どこも苔が生えてて古さを感じました。

 

佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ

http://www.ginzan-wm.jp/spot/1499

 


f:id:sefish:20170530153516j:image

龍源寺間歩をあとにして、宿を目指します。

↑行く途中、宍道湖の風が気持ちよかった


f:id:sefish:20170530153705j:image

宿は、玉造温泉の長楽園さんへ。夕食たらふく食べました。なかなか豪華でした!
f:id:sefish:20170531215554j:image

↑夕食のデザート。
リンゴのコンポート
抹茶わらびもち
桜餅(関西ではもち米使ってつぶつぶでした。道明寺餅というそうです。関東では小麦粉薄く焼いてアンコ包む。長命寺の桜餅という)

 

また長楽園さんには、日本最大級の混浴露天風呂があります。水着になってはいるのですが、けっこう深めで温水プールみたいな感じ。夜中はライトアップもさていて綺麗です。玉造温泉、気持ちよかったです!

 

 

次回に続く