映画「リザとキツネと恋する死者たち」 味濃いめ、日本好きな監督のハンガリー映画
ペパーミント色のかわいい色に惹かれて、「13日の金曜日 Part7 ジェイソンNYへ行く」と一緒に借りました。ファンタジーのような可愛いお話なのかなと想像して観てみましたが………(以下、ネタバレ含む感想。あらすじはアマゾン等で読んでネ…)↓
私にはファンタジ-なお話でした……
ジャンルは”サスペンス”らしいんですが、確かに殺人事件は起こるわ、刑事さんも出てくるわでそんな感じなのかと思うものの…。始終ふわふわした雰囲気ですので、フランス映画「アメリ」のような、雰囲気を観て楽しむお話に近いかと思われます。
日本好きな不思議ちゃんな主人公、仏頂面で不器用・そしてどこかおっちょこちょいでいつも怪我しまくり(でも死なない)警察官、
主人公にしか見えない胡散臭そうな日本人の幽霊(昭和歌謡曲の歌手だって!)、
主人公に恋する残念な難癖を持つ男たち………。とにかく個性が強いキャラクタ-ばかり。味が濃そうな洋食をたくさん食べさせられている感覚です。
どうやらこの作品を作った監督が日本ファンのようでして、映画のところどころにジャパンテイストがちりばめられております。わたしたち日本人が観たら、おかしなところもたっくさんあるのですが、【外国人から観た日本】を知る作品として観るとおもろいかもしれません。
↓昭和歌謡の幽霊が歌っている曲、映画の途中でいくつか流れます。日本語で歌ってるしさ(すっごいヘンテコな歌詞だけど…)、な~んかくせになる曲。エフェクトかけすぎなんじゃね?ってくらい、歌手の声が耳に残る。歌詞も意味不明だけどのりのりなメロディー。わけわかんないけど、病みつきになる濃いめな味付けです。私は……好きです!
Erik Sumo & The Fox-Fairies - Dance Dance Have A Good Time ダンスダンス☆ハバグッタイム
もっと詳しく作品について述べている方がいらっしゃいましたので、私も改めてお勉強させていただきます。m(__)m