花と風と猫と・・・ほにゃらら

淡々と、あれこれ日記

「宝石の国」

巷では鬼滅の刃がブームですが…。
私は「宝石の国」と「不滅のあなたへ」にはまっちょります

宝石の国」はアニメで知って、独特な世界観と綺麗な宝石達に魅了された。音楽も素晴らしい。スマホの着信音も、宝石の国で流れた楽曲にしちった。ぐふふ。昨年、ミネラルマルシェにも行った。ぐふふ。めちゃめちゃ混んでたけど、終わり際も含め二回行き、アレキサンドライトのルースをたたき売りでゲットした…(0.03カラット、2500円。安いのかな?)


さて、アニメ第一期はもう終わってしまって、二期がいつ始まるのかずっと待ってるけど、その間に原作漫画も読み進めた。アニメから入った者としては、モノクロの漫画ではだれがどの宝石かまじでわからないのだけど(汗)、あまり細かいことを気にしてもしゃーない。
世界は、擬人化した宝石たちと、彼らを装飾品にするために、天から舞い降りて襲ってくる月人、その闘いを描いている。宝石達は粉々にされても修復されればまた生き返る「不死」な生き物。その宝石達の真ん中にいるのが、金剛先生。謎が多い人物である。主人公は弱くて脆いくせに、口だけはいっちょまえな生意気なフォスフォフィライト。

根は優しい子なんだけど、色んな石を取り込んで?強くなっていくと同時に、自分本来の破片は削られ少なくなってゆく。フォスは力を得て、皆のためをと思い、行動をしていく。物語もいい方向に向かうと思いきや、そんなことはなく、後退してゆく。フォスを私欲の為に利用しようと出てくる月人のボスや、月人側につきフォスに裏切られたと勘違いする仲間の宝石達。フォスの思いがどんどん空回りしてゆくのだ。悲しい。絵のタッチが綺麗で繊細なだけに、描かれる現実が酷くても綺麗に、ときに詩的に見えてしまうのだ。悲しいのだ。

最新刊も読んだけど、フォスは仲間からの攻撃を受け、もはや原型を留めていなく、ボロボロで、つぎはぎで、「あんた誰?」状態だった。そしてひとり孤独に閉じ込められたのち、復讐の化身として復活。ちょっと怖い。フォスももう何のために動いているのかよく分からなかった。やけのやんぱちヤケクソ暴走中かな。なんとか平和にならないものかね…

アニメのPVあった…(^-^;
私の説明よりも、こちらのほうが分かりやすい↓
https://youtu.be/pwFpAyEuph8