花と風と猫と・・・ほにゃらら

淡々と、あれこれ日記

紹介予定派遣の面接へ・・

昨日は就活で 某派遣会社に紹介を受けて 紹介予定派遣の企業の面接に行ってきました。下町にある老舗メーカー。

 

 

紹介予定派遣とは?→最長半年間、派遣として頑張り、派遣先と派遣社員、双方の合意があれば、派遣先の直接雇用契約(正社員、契約社員、パート、バイト)に切り替わるっていう 派遣の働き方のひとつです。

今回行った下町のメーカーは、直雇用のときには 正社員、となる可能性のあるお仕事でした。

 

ここへは一人で行きました。

本当ならば派遣会社からの紹介なんだから、そこの営業さんも同行するもんじゃね?って思ったんですけど(ふつうの派遣契約の顔合わせだったら、原則そう)、「一人で行ってください」ということだったので、ひとりで行ってきた。

 

最初に出たら 人のよさそうなおじさんが出てきて そのまま別室へ案内された。そこで「適性検査」と称された、性格診断をうけました。ヨカッタ!!!SPIじゃない。心底ほっとしました。

性格診断では、あたかも協調性があり、独自でアイデアをもっているが出しゃばらず、しかしいざというときには率先してまとめるというような ひじょうにバランス感覚の良い性格を想定して、穴埋めしていきました・・・・。本当の私の性格は全然そんなんじゃありません。 協調性はあるが悪く言えば従順すぎなシャチクで、とっぴょうしもないアイデアが時々出るけど的を得ないことを知ってるから言わず、もちろんまとめ役なんて ほっとんどしたことがない人間です・・。

 

数分後、さきほどのおじさんがやってきて、「採点します」といって、テストを回収して、でていきました。性格テストに正解もなにもあるのか?って不思議に思ったけど その間は志望動機を熟読して待っていた。

10分くらい経過したらまた呼ばれ、別室の面接会場へいきました。 ドアの前まで到着し、見るからに大きな会議室のよう。とっても嫌な予感がしました。ノックをして 礼儀正しい人を演じて挨拶して入ったら・・そこには 威厳のありそうな、えらそうな威厳をもった中年男性4名(さっきのやさしいひと含む)が、私を待ち構えていたのでした。まるで、新卒の時の役員面接のようです。

 

  • やさしいおじさん・・総務のひと
  • TKOの木下隆行に似た作業着のおじさん・・・貿易部隊の課長(もし入社したら私の上司にあたるひと)
  • ドラマ「相棒」の右京さんにそっくりのおじさん・・・営業課長
  • 福田元総理に似た最も厳格そうなおじさん・・・・?

この4人からの集中質問をあびつづけ、とても疲れました。途中 適度に笑いを交え 緊張をほぐしながら(汗)、およそ1時間の面接を終えました。

福田元総理は、最後まで笑ってませんでしたけど・・・怖いな・・・どこの部のおえらいさんだったのだろうか・「私は笑いません。ほかのみなさんとは違うんです」って感じで独特のオーラがあった・・・ひょっとして、社長だったのだろうか・・・・。

 

あきらかなウソも言ってしまっていて、勘のいいひとならばれそうな感じでした。終えてから ああ、こりゃ絶対落ちたな・・・・と思ったのでした。

 

その数時間後、派遣会社から電話があって「内定です!!!」・・・。

そんな早く通知が来るとは思わなかったので、びっくりでした。

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こんなにすぐ決まると思っていませんでしたので、正社員も派遣も含め、いろいろ応募していた私・・まだあと数社、顔合わせの残っている企業もあるし、前職Fでも また募集があり別の大手派遣会社からエントリーしていたのでした(私はしつこい)・・・。いろいろと調整が必要です。

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こないだFの社員試験前にみてもらった都内のしごとセンターの女性から電話が来た。素直に状況を話したところ、「うーん 正社員でも派遣でもFはお断りされたのなら、応募しないほうがいいわね(もう派遣で2回目のエントリーしちゃってます、とは言わなかった私。)そこの、今日受けたところ?がんばれば 正社員になれるんでしょ?大事にしたら?アルバイトも確か決まってたわけだしそこもお断りするんでしょう?Fのことは、もう割り切りなさい」・・・彼女の話す内容は正論でした

だけど、1年間Fを辞めたことを後悔して思い続けた、片思い未練たれたれの私の気持ちは 彼女の正論だけでは割り切れないところがあり、もやもやしました。