花と風と猫と・・・ほにゃらら

淡々と、あれこれ日記

映画「世界の片隅で」の感想です(ネタバレ注意)

話題の映画を観てきましたよ・・・

konosekai.jp


ネタバレや 不快に思われる表現が含まれます。ご注意ください<m(__)m>

 この広いネット界の片隅の、いち意見と思っていただければ・・・・。

<感想>

まず、良かったったと思うところは、主人公のタフさです。

戦争はやはり悪だし、色んなものを破壊し奪っていく、その主題はどの作品でも共通なのだけれども、今回の主人公は一般のひと。ほわっと可愛い人なんだけれども、けっこうたくましいんですよね(見知らぬ土地へ来ても、葛藤は時にあるけれど、基本あまり愚痴を言わずせかせかと働くひと!)

 生きることも戦いです。どうやって生きていくか、少ない配給下でどうやってうまいメシを食うか。主人公は知恵を絞ってる。時々、彼女はそんな生活を楽しんでいるようにさえ感じた。台所で切った野菜(草?)を鍋に入れるシーンがあったと思うんですが、BGMとマッチして、まるでバイオリンを奏でているようにも見えました。

そして色んな人から慕われてるでしょ、人柄なんでしょうね。ぬくいですね。

「へえ、当時の人はこういう暮らしをしていたのねえ」ということもよく分かる。私は、お砂糖と蟻のシーンがお気に入りでした。あ~私も子供の頃そんなことやってたよ、当時もそうだったんだね。すずさんとはるみさんに親近感。

 

でも・・・前半のゆったりした調子と違い後半からがらっと雰囲気が変わってしまい消化不良を起こしました(ゴメンナサイ)。

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ひとつ、またひとつ、あっというまに色んなものが壊れてくの。

 「ちょっと待って、今何が起こったの? ・・・あれ、またちょっと待って。」

 

…その繰り返し。展開が完全に飲み込めなくて、帰りの電車の中でも思い返してしてしまった・・・(´・ω・`)  うーん

 

しかしいい映画だと思いますので、お時間あるかたはご覧なってください

 

(追記、ブコメへのお返事)

 

ブコマコメントありがとうございます。 そして 映画「世界の片隅で」の感想です (ネタバレ注意) - 花と風と猫と・・・時々うっぷん

映画見てくださって嬉しいです。応援している映画なので。すずはだんだんタフに賢くなっていきましたね。映画は一度見ただけではわからないでしょう。私は漫画を読んでから行ったのにまだ不明なところが…。

2016/12/03 15:56

 >id:cenecioさま コメントどうも有難うございます。話題になってる映画ですね。私の隣にいた観客の方はお年を召した女性の方でした。幅広い年代の方がご覧なってますね。すずは最初はおっとりしたお嬢さんなのかと思いましたが、見知らぬ土地で本当にたくましくなりますね。しかしファンタジーと現実世界との交差もあって、ちょっと難しく難しくなりました。はるみちゃんの例のところから・・がらっと変わりますし(画面がいきなり真っ暗になったときは驚きました)。どの映画にもいえることなのでしょうけれども、何度も観て、いろいろとわかってくるのでせうね・・

 

ブコマコメントありがとうございます。 そして 映画「世界の片隅で」の感想です (ネタバレ注意) - 花と風と猫と・・・時々うっぷん

映画は伏線投げっぱなしのところも多かったですからね、漫画も読むとまた分かりやすくて良いかも

映画は伏線投げっぱなしのところも多かったですからね、漫画も読むとまた分かりやすくて良いかも - garigarigarikuson のコメント / はてなブックマーク

2016/12/06 14:05

>id:garigarigarikusonさん

ツイッターのほうで食堂さんの感想も観、気になっておりました。私にはちょっと展開の早い映画でして、あまりポジティブな感想をかけず申し訳ないです。

前半と後半の雰囲気にギャップがあり、それがとても強いインパクトでした。ただ、すずさんが故郷に戻らなかったことはすごく皮肉ですがよかったと思います。

また付線そのままで流れてしまうお話は、やはり漫画や小説で補完したほうがいいのですね。